混合肌を治すことができる病院での治療法
混合肌って自分でケアをするのは難しいですよね。
乾燥しているかと思えば、脂っぽくなっていたりと
乾燥肌と脂性肌のどちらの対策を取ればいいのか
わからなくなってきます。
そんな自分での治療が難しいときは、病院での治療も
視野に入れてみてはどうでしょうか。
そこで今回は「イオン導入」という治療法について
ご紹介します。
イオン導入ってなに?
イオン導入とは、お肌に微弱な電流を流すことによって
ビタミンCやプラセンタなどの美容液を、肌の奥深く
まで浸透させる治療法のことです。
普段の私たちの肌は、美容成分を角質層よりも奥深く
まで浸透させることができないんです。
なぜかと言うと、お肌の角質層と顆粒層肌の間に
電気の膜ができているからです。
肌の表面の角質層は酸性に傾いていて陽イオン(+)
が多くなっていますが、その内側の顆粒層はアルカリ性に
傾いていて陰イオン(-)が多くなっています。
これらがお互いに反発しあって、角質層と顆粒層の
間に電気の膜ができています。
ですので、通常は電気の膜に拒まれて美容成分が
浸透していかないんです。
しかし、イオン導入器で電流を流すことによって
陽イオンと陰イオンの反発が弱まって、美容成分を
普段の50~100倍近く効率的に肌に浸透させることが
できると言われています。
どんな効果があるの?
イオン導入をすることで様々な効果を得ることが
できます。
例えば、ニキビやニキビ跡の治療に使われたり、
アンチエイジング(シワ、シミ、くすみなど)にも
使われます。
そして、何よりイオン導入はお肌の水分と油分を理想的な
バランスに近づけてくれるので、混合肌にも効果があります。
場所によって変わってきますが、1回の治療にかかる時間は
約30分ほどでそれほど長くはありません。
また、1回のイオン導入で完治するというわけではなく、
目安として、約3か月の間に5、6回イオン導入を
することで完治される方が多いようです。
しかし、1回だけでも効果は実感できますので、
1度試してみるのもありですね。
注意点
基本的に大きな副作用はありませんが、電流を流しますので
体内に金属のある方(ペースメーカーや人工関節など)
妊娠・授乳中の方はイオン導入を控えた方が良いでしょう。
そのほかにも、ニキビやシミ以外で皮膚に疾患のある方は
医師に相談してみて下さい。